「ビットワイズという仮想通貨専門の投資会社があって、それも7年も信頼を受けて運営されているって知ってた?」
2025年の仮想通貨市場では、ただ有名なコインだけでなく、その裏にある運用会社の信頼性がより重視される時代に突入しています。この記事では、業界をリードするビットワイズ(Bitwise)の実績と注目のETF、そして話題のインデックスファンドに迫ります。
ビットワイズとは?7年間信頼されてきた理由
ビットワイズは2017年にアメリカ・サンフランシスコで設立された仮想通貨専門の資産運用会社です。設立当初から仮想通貨インデックスファンドを手がけ、現在では世界中の機関投資家や個人投資家からの圧倒的な信頼を得ています。
- 創業者:ハンター・ホースリー(Hunter Horsley)氏
- 特徴:透明性・ルールベースの運用、規制対応力の高さ
- 展開:アメリカに加えてヨーロッパ市場(ETCグループ買収)にも進出
設立者と主要メンバー
- ハンター・ホースリー(Hunter Horsley):共同創業者であり現CEO。ウォール街出身で、ITと金融の複合的な経験をもとにビットワイズを率いる人物です。
- その他、投資業界・IT・規制機関の出身者からなる経営陣が運用の中心を担っています。
主な歴史とマイルストーン
- 2017年:米国サンフランシスコで設立。暗号資産インデックスファンドを業界初でリリース。
- 2018~2020年:機関投資家の獲得と資産拡大。仮想通貨市場の変動局面でも安定運用を実証。
- 2021年以降:米国内でビットコイン・イーサリアムの現物ETFの企画・発売に着手。規制対応力も強化。
- 2024年:イギリス・ロンドンのデジタル資産投資会社「ETCグループ」を買収し、ヨーロッパ市場への公式進出を宣言。
- 2025年:複数の仮想通貨ETFが米国市場で上場され、グローバル仮想通貨資産運用企業としての地位を確立。
業界内での独自性と強み
- 透明かつルールベースで運営される仮想通貨インデックスファンドを初期から提供。
- ビットコイン・イーサリアムといった主要仮想通貨の現物を直接保有するETF・ETPを運用。
- 厳格な監査体制と信託銀行による資産管理体制を整備し、機関投資家向けの安全性を確保。
現在承認されたビットワイズの現物ETF
① BITB(Bitwise Bitcoin ETF)
- 対象資産:ビットコイン現物
- SECの正式承認を受け、米国市場に上場
- 最近では一週間で2,000万ドル以上の資金流入
② ETHW(Bitwise Ethereum ETF)
- 対象資産:イーサリアム現物
- 2025年時点でも活発な取引量(例:1月31日 253,615件)
- イーサリアム単独に連動し、構造の透明性が高い
現在注目の「Bitwise 10 Crypto Index Fund(BITW)」とは?
現在ビットワイズが進めている「BITW(Bitwise 10 Crypto Index Fund)」は、アメリカ初となるマルチアセット型仮想通貨現物ETFへの転換を目指す注目のプロジェクトです。
構成される10銘柄(2025年版)
ティッカー | 資産名 |
---|---|
BTC | ビットコイン |
ETH | イーサリアム |
XRP | リップル |
SOL | ソラナ |
ADA | カルダノ |
LTC | ライトコイン |
DOT | ポルカドット |
SUI | スイ |
AVAX | アバランチ |
LINK | チェーンリンク |
このインデックスファンドでは、BTCとETHで約90%を構成し、残り10%を主要アルトコインで分散投資しています。リスクヘッジと収益性のバランスを意識した構造です。
SECによる一時停止の背景
2025年7月、SEC(米証券取引委員会)はBITWの現物ETF化を一時的に承認したものの、わずか数時間で撤回。現在は「さらなる審査が必要」として保留中です。
このような不透明な規制状況にもかかわらず、ビットワイズのプロジェクトは業界全体の信頼と注目を集めています。
まとめ:ETFの中身、知ってますか?
今後、仮想通貨ETFへの関心が高まる中で、「そのETFがどんなコインで構成されているのか」を知ることが、賢い投資家の第一歩になります。
信頼されてきたビットワイズが取り扱うこの10銘柄、あなたはいくつ知っていましたか?
ETFとして正式承認されれば、これは仮想通貨市場にとって大きな転換点となるかもしれません。
※本記事は個人的に調べた内容をもとに執筆しています。最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。